文月あずさのブログ

ネットラジオ「あずさいと」のあずさのブログです。

2024.5.6ALL TOGETHERは不思議な大会

詳しい所はライブ配信でもお話しようかと思いますが、忘れないうちに書いておこうかと。
(スタエフで書き込むと、おそらく通知されてしまうのでこの時間はアレだなと思ったのもあります)

なお私は2階スタンド席で観戦しました。海野選手のサインも初めてもらったりして。しかしそれもあってオープニングは見れてないです。
ちょうど、席に向かって廊下歩いていたら丸藤選手のテーマが漏れ聞こえてきて「やばい」みたいになってました。それでも急いだんですが、サイン会ギリだったのよ。場所離れてたし。

今回はこちらの方々の動画をもとに書いていきます!
元となったのはこちらの記事。

【ALL TOGETHER】観衆4583人は第1回大会の3分の1以下 タイチが問題視「プロレス全体の力がこれか?」 | 東スポWEB
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/301436

↓これについて言及している方のyoutube

【前編】タイチ発言は是か非か!代打出場のタイチがALL TOGETHERの観客数4583人を東スポで痛烈に批判!ALL TOGETHERやる必要ないんじゃないの?新日本プロレス njpw - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=olbc0vcxSRw

【後編】波紋を呼ぶタイチ発言!他団体激怒!新日本だけでやればいい!新日本孤立危機ALL TOGETHERにも課題が!顔の見えない組織の闇。新日本プロレス njpw ALL TOGETHER - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=YofeUzPAzy0

【5.6ALLTOGETHER】がらがらの会場!誰の為のチャリティー大会なのか?清宮海斗をゲイブキッドが襲撃!果たしてこれで良かったのか?【プロレス】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-efKHisyegs

…という事で。
この大会、実に不思議なんですが、私の分析はこうです。

1 現地満足度は高かった
2 PPV満足度は人それぞれ
3 チャリティーらしからぬ(リング上の)演出に対して賛否両論

こんな傾向があったんじゃないかと思っています。
私も実は現地観戦してますが、満足度は高かったです。
今回ご紹介してませんが「とある面倒くせープオタ」さんも観衆の数字だけ見て色々言うのは良くないと提言されています。

因みに。私は…スタエフでも話しましたがチケット合計4枚購入、うち2枚は消火、1枚は同僚の方に半額くらいでお譲りし、1枚はそのまま保持しておりました。ダフ屋さんうろちょろしてたけど、ぐっと堪えて売りませんでしたよ。
という事で、6000円代のチケット2枚+8000円代のチケット2枚で少なくとも28000円以上投じているわけですよ。海野Tシャツも入れると32000円ですか。でいてお譲りした3000円差し引きして29000円ぐらいか。
しかしこの、会場満足度とPPV満足度がどうしてこうも違うのか、PPV購入して検証しようかとも思ったのですが、チケットすべてPPVなしで購入していたので、後からですと4000円オーバーの出費が痛く、結局PPVは購入しておりません。

という事で私の財布事情はさておき、今回の観衆と満足度の件に関して思う所を記します。

まあ数字上少ない感じもありましたし、PPVでも空席が写り込んでいたんでしょうね。だからこそ「ガラガラ」に見えたんでしょうが、会場の雰囲気は実は良かったんです。
私は普段新日本の興行ばかりなので、普段はあまり聞かない系のヤジもけっこうあって(残念ながら、それが激しい方が近隣にいらっしゃって)座席的満足度はいまいちでしたが、日本武道館の特徴とも言うべきか、声援は散漫な感じにはなってなくて、それなりに楽しめたと思います。

試合展開ですが、最初の役員トリオが負けた時は「えっ」となりましたが、以降それほどネガティブな驚きはなかったです。そこは現地組のおおよその共通見解と言って良いのではないかと思います。
そもそもALLTogetherの興行自体、今回は6月札幌も予定されてますし、私個人は内藤選手が負けた時には即座に「あーこれ札幌でシングルマッチって感じなんじゃないの」と思いました。
プロレスは、「続く」その先がどうなるのか色々考えるのも大きな楽しみの要素であろうと思いますので、これはこれでプロレスらしさがあって良かったのではないかと思いました。

一方で、チャリティらしからぬ演出過多だという意見も確かにそういう見方もあるなと思いました。会場ではあまりそうは感じませんでしたが。
と言うのも、あまり細かい事は言えませんが(スタエフで言います)会場の周辺ではとても和やかに、選手が立って募金を募ったり、サイン会場でも普段の新日本なら絶対見られないような、フレンドリーなファンサがたっぷり提供されておりました。
いや、ガチなファンの方からしたら「いつもだよ」なのかもしれないですけど、武道館という場所故にサイン会も複数選手で行われていましたし、複数の団体の選手を見られるというのは、それだけで十分に満足度が高いものだと思いました。今回はスターダム提供試合もありましたしね。

トラプロおじさんは女子選手の募金箱のエピソードで盛り上がったましたけど、単一の団体参加でないからこそ、いい感じにファンが散らばってファンサを受けられる環境が、それなりに豊富で、試合前から色々楽しい会場になっておりました。
因みに私は12:30頃一度グッズだけを買いに行ってそれから少し移動(あの辺、飲食店とかほとんどないんです)して休憩後15:30頃再び現地へ行って、同僚にチケット譲ったりサイン会並んだりしてから観戦しました。
…やっぱ後楽園ホールだと狭いから、サイン会ひとつやるにもすごい大変だし並ぶのもすごく大変なので、広々した場所で並べるのはありがたかったし、選手の様子も見られて面白かったです。

これが仮に新日本のみの興行であっても、会場によっては全然、緩い感じの事もあるんでしょうが、都内のいい場所の興行ではもう、そういうファンサを期待できる大会は皆無に近い。
だから「え、いいの?!」と思ってしまうような出来事だらけでしたよ。他の団体ですともうちょっと違うんでしょうけど。
個人的には、Tシャツへの直接サインは復活して欲しいなあと切実に思いますが(ばらすとよくわからなくなるので)そこは武道館も同じでしたけど、そこ以外の要素は非常にでかかったです。

この、会場全体の雰囲気がすごく良かった、というのが現地組の満足度の底上げに繋がっているのではないかと思います。天気も程良かったですし。
あと、映像になるとどう入るかわからないんですが、音響や照明の演出が、武道館だとけっこう派手に感じるんですよね。多分、もともとの音響設備が良いのとか、元々の音の出し方(特に音量)が大きくても割れない感じとか、上に座ると天井近いので照明の効果もダイレクトにわかりますし(2月某アーティストのライブではまぶしすぎて具合悪くなりそうでした)。キャパの割に一体感が出やすいというのが武道館という箱の良い所でもありますが、そこは行った事ある方ならよくご存じかと思います。

特に女子の入場時は派手な曲と演出が印象的でした。小さい箱だとこうはいかないというスケール感があって良かった。

この「事前の盛り上がり」「武道館という箱固有の一体感」などが相まって現地満足度はけっこうなものだったのかもわかりません。しかしこれらいずれもPPVでは確認しようのない要素です。多分、音響の感じは映像だと相当薄くなるんですよね。あれ何故だかわかりませんが。

一方、映像、またはリング上の選手目線では実に寂しい風景が広がっていたのかもしれません。
そりゃそうだ。現にチケットはずっと「○」並んでたわけで、完売など程遠い状況でした。
その人数なら国技館でもええやんとかもあるでしょうが、国技館は見づらくないですか?特に1階。だから私は両国1階はほとんど買わないです。買ってもパイプ椅子エリアですね。

海野選手もポストしてますが、やはり選手目線では空席の目立つ、盛り上がらない大会だったのかもしれません。
そもそも武道館の賃料が、融通がきいて破格でレンタルできたんだったら問題ありませんが、賃料がGW価格のままだとしたらペイできるのか、寄付などできる余力があるのか謎ではあります。

でも、観客の立場で言わせれば、客が少ない事は基本選手の責任なんじゃないのか、としか言えません。元々カードが弱いだの言われていて、しかも欠場も出て、で「入りが」とか文句言われてもなーと思ってしまいますよ。少なくとも3枚分自腹の私は言っていいでしょ?

だから海野選手は「自分が頑張って席いっぱいにしたい」と意気込んでいるわけで。そういう話なら理解できますが、苦言はもはやあまり意味がわかりません。「集客できない自分の問題では」と言われたらどうするんでしょうか。言い返す先がないような…

あと、私の想像ではありますが、遠目にはいい感じに見えた試合も、映像ですと細かい部分で間延びしてるとか、クオリティがいまいちだとか、そういった事もあったのではないかと思われます。
現地ですとあまり間延び感は感じませんでしたし、リングアナも交代しながら進んでいたので、変化があって飽きない演出になってた気がします。

何よりも、現地の雰囲気は「お祭り」的なものだったので、勝敗がどうとか、続く感じがどうとかいうのは実は些末な問題にすぎなかった、という感想が多かったのではないかと。
逆にPPVですと普段の興行と近しい状況に見えたと思いますので、純粋に試合のクオリティや趣旨の不明確さが際立ってしまった部分もあったのかなと思います。

「ノアを目立たせた」という総括をされている方も多かったですね。私は今回、新日本にこそまずい要素があったんじゃないのかと思っていて、それはベルト保持者がかなり欠けていたという点です。
まあメインで海野選手だけベルトがない。。。というのも寂しい所ではありましたけど、IWGPヘビー保持者(モクスリー)いない。ジュニアヘビー(SHO)いない。これちょっとアレじゃないですか。やっぱ新日本プロレスもだし、ファンも、ベルトの価値というか、合同興行にチャンピオン出てなかったのは事情のあったスターダムは別として、新日本はモクスリーに渡しちゃってるし。何やってんのと言われてしかるべきは新日本なのでは。

これで、例えば今回私の同僚はこの日初めて、生でプロレスを見たんですけど、じゃあ新日本のチャンピオンて誰なんですかって言われても説明できないんですけど。オールスター興行に、まあ全日本の方は全員いないのでわかりますが、新日本は内藤?で良い?いやでもベルトないんですけどみたいな微妙な状況で。ヒロムちゃんも同様。ベルトがない。

だから、そういう調子で参加しておいて主役というわけにはいきませんよね。
正直、ジェイクVS内藤のくだりなんてそもそもいきさつを知らないと意味わかんないですし。
だから、第4試合くらいまでがとても良い感じだったのは、何も知らない人でも楽しめる内容になっていたからだと思います。そういう試合があれだけの量あればまあ、満足度はそれなりだとは思いますが、普段プロレスをよく見ている人にとっては別にストーリーラインが動く事は期待すべき大会ではないですし、動けば動いたで団体交流戦の兆しですかみたいな事で、「へーそうなんだ」程度の事でしょう。

そういう意味でいくと後半戦は「ぱっと見でわかりにくい」とか、「いきなり襲撃とか意味わからない」等、いきさつを知らない人からすると困惑してしまう部分が多くなっていたと思います。メインも結局、バランスが悪いと言うか、この人とこの人ぶつかれよという所がいまいちしっかり絡んでなかったりと、変に集めたタッグにしたからか何とも言えない格差感ばかり際立った形になりましたね。
その、試合そのものでお腹いっぱいにできなかった所を襲撃で埋めたみたいな、そんな感じもあったんじゃないでしょうか。

私は前々から、IWGP流出して嫌だなと思ったので、よその格の高いベルトは狙えば良いと思っておりました。ノアにしてみれば新日本いい加減にしろよとお思いかもわかりませんが、ゲイブはとても評価の高い選手なので、きっとGHCの価値を高める結果になると思いますし、おいしいと思っていただけるとありがたい。ましてや清宮選手が保持者ですのでわかりやすくヒールのゲイブが絡んでいくのは構図としても良いと思います。

タイチ選手の意図は何だったのかなとずっと考えてるんですが、鈴木みのる選手を出せば良かったとかそういう話なのかな。
個人的には、中嶋選手が出てきて欲しかったんですよね。別にフリーでも出て良いんじゃないかと思ったし中嶋選手は数字持ってると思うので、良いと思ったけど…団体所属選手じゃないとダメでしたか。

チャリティ興行に関してですが、元々「収益の一部を寄付」と言っていたので、チャリティ要素「もある」意味合いなのだと理解しております。そもそもチャリティが主目的でしたら、東京でやるのもおかしいし、団体を縛るのもおかしいし(誰でも上げれば良い)、収益の全額を寄付という事になったはずです。そうではないので、いわゆる合同興行にチャリティの要素「もある」形なのかなと理解をしております。
でも、例えばppvに寄付金つきのものを選べるようにしたりとか、当日参戦しない選手も募金を呼びかけて会場まわりに来るだとか、やれる事はやっている感が見えた所で、そこは主目的というよりも、大きな要素ではありましたが、それだけじゃないんだという感じはどこかで感じ取ってはいたんですよね、私は。

それか、アレですか…新日本の試合でHOTの介入乱入に慣れすぎて、いわゆるハッピーエンドへの期待が皆無に近い状態にまで染められてしまったか?
ハッピーエンドに対する基準が低くなりますよね。ずっと新日本見ていると。だから最近試合映像見てないですし。。最近だと福岡の5.3は期待できそうだったけど、結局襲撃されてたし。こうなるともう襲撃ありきで、ないと「あれ、ないんだ」になっちゃうんですよね。

これも前から申し上げておりますが、プロレスにとって大切な「戦う理由」問題について、いや襲撃以外にも色々あるでしょ、というか襲撃のやり方も色々あるでしょと思うんですが…ワンパと言われても致し方ない。
急に襲うからこそ「え、なんであんたなの」ってなるし、かえって反発を生むんだけどなあ。「顔じゃない」とか言い返す暇すら与えられないのも辛いですよね。
かと言っていちいち試合終わるたびにマイクってのも何だかうっとうしいなとは思いますが。テンポ感というのは難しい所ですよね。

もう、まったく整理せずに書き散らかしてしまいましたが、とにかく本大会は現地満足度とPPV満足度に落差があったなと感じましたので理由と思われる事項を挙げさせていただきました。

私自身は楽しかったですよ。ゲイブの襲撃も含めて。
6月にまた北海道でありますから、そっちの伏線も散らかしておかないといけないんですかね。というかそっちの集客が心配ですよむしろ。

プロレスは「続く」ものだとしても、そういう展開の作り方はどうなんだ、もっと繊細にやれよというツッコミもとてもよくわかります。
つまりそういう繊細な展開造りができないのが、特に今の新日本だという事で、私はそこに問題を感じています。
本大会はお祭り的要素も大きく、イレギュラーやちょっとしたハプニングは受け入れられやすい状況(まあ大政に影響ないし的な)でしたから、現地は寛容な感じだったと思いますし、襲撃時点で割とお客さん帰ってましたので、まあ知らないものは知らないという事で、しょうがなかったなと思います。
そもそもそういう部分に注目すべき大会ではなかったですし。

中途半端感があったのだとしたら、展開というよりもカードなり試合なり、のどこかに不満があって、結果的に襲撃みたいな感じに「結局それか」となってしまった方も多かったのではと思います。